ショウロンポウ

小籠包(ショウロンポウ、Shōronpō、中国語: 小籠包、xiǎolóngbāo)は、中国の上海市発祥とされる代表的な点心(飲茶)の一つです。
非常に薄い皮の中に、豚肉をベースとした餡と、ゼラチンで固めた煮こごり状のスープ(肉汁)が入っているのが最大の特徴です。蒸し器(せいろ)で蒸すことによって煮こごりが溶け、熱々のスープが皮の中に閉じ込められます
  • 溢れ出すスープ: 熱々の肉汁がたっぷり詰まっているため、食べるときには火傷に注意が必要です。
  • 食べ方:
    1. レンゲの上に小籠包を乗せます。
    2. 皮の一部を箸で少し破り、中の熱いスープを先に冷ましながら、または少しずつ味わいながら飲みます。
    3. 刻んだ生姜入りの黒酢(鎮江香酢)などをつけて、残りの皮と餡を食べます。
種類
  • 小籠包(蒸し): 最も一般的なタイプで、せいろで蒸して提供されます。
  • 焼き小籠包(生煎饅頭): 底面を鉄板でカリカリに焼き上げたもので、食感の違いが楽しめます。
日本国内では、中華街(特に横浜中華街や神戸南京町)の専門店や、大手中華料理チェーン店、高級中華レストランなどで広く親しまれています。