揚げ饅頭

「揚げ饅頭(あげまんじゅう)」には、日本の和菓子としての「揚げまんじゅう」と、中華料理店で提供される「中華揚げ饅頭」があります

1. 日本の和菓子「揚げまんじゅう」
  • 特徴: 主にこし餡や粒餡を包んだ和風の饅頭を、衣をつけずにそのまま油で揚げた和菓子です。
  • 食感: 外側はカリッ、サクッとして香ばしく、中はしっとりとした餡の甘さが広がります。
  • 有名店: 東京都浅草の「浅草九重」や、おかきで有名な「御門屋」のものが特に知られています。
  • 食べ方: お茶請けとしてそのまま提供されますが、オーブントースターで少し温めると揚げたての風味が戻ります。 
2. 中華料理の「揚げ饅頭(炸饅頭)」
  • 特徴: 中国語では「炸饅頭(ジャマントウ)」と呼ばれ、主に餡の入っていないシンプルな中華蒸しパン(花巻やマントウ)を油で揚げたものです。
  • 食べ方: 日本の揚げまんじゅうと異なり、そのまま食べることは少なく、**練乳(コンデンスミルク)**をたっぷりつけてデザートとして食べたり、角煮などを挟んで食べたりします。