バンバンジー

バンバンジー（棒棒鶏、バンバンチー）は、日本でも非常になじみ深い中華料理の冷菜です。

特徴と名前の由来

よだれ鶏と同様に鶏肉を使った冷菜ですが、バンバンジーの味付けは一般的にゴマだれ（芝麻醤、チーマージャン）がベースとなっており、辛味よりも濃厚なコクと甘みが特徴です。

名前の「棒棒」は、中国四川省の一部地域では、鶏肉を調理する際に棒で叩いて柔らかくしたり、鶏肉を細く割いたりすることに由来しているという説や、タレを混ぜる際に棒を使うからという説などがあります。

主な具材

味付け

日本のバンバンジーのタレは、ピーナッツバターや練りゴマをベースに、醤油、砂糖、酢、少量のラー油などを加えて作られます。日本人好みにアレンジされていることが多く、子供から大人まで食べやすいマイルドな味わいが一般的です。

一方、本場四川の「棒棒鶏」は、日本のものよりも花椒や唐辛子が効いた、痺れるような辛さ（麻辣味）が強い場合が多いです。

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