肉ちまき

「肉ちまき(にくちまき)」は、中華ちまきの一種で、もち米に豚肉やその他の具材を入れて竹皮(または笹の葉)で包み、蒸したり茹でたりして加熱した食品です。中国語では「肉粽子(ローツォンズ)」と呼ばれます

  • もち米: もち米(中華おこわ)を使用しているため、もっちりとした食べ応えのある食感が特徴です。
  • 豊富な具材: 豚肉(角煮状のものが多い)、しいたけ、干しエビ、栗、アヒルの卵黄などが具材として入ることが多く、具材の旨味が米一粒一粒に染み込んでいます。
  • 風味: 竹皮や笹の葉で包んで加熱するため、独特の香りがもち米に移り、食欲をそそります。
  • 地域差: 中国南部(台湾、広東など)では豚肉などが入った醤油味のものが主流で、日本ではこの中華風のものが「ちまき」として広く知られています。一方、中国北部や日本の西日本の一部では、甘い味付けや餡子入りのものもあります